阿部工房

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珪藻土

こんにちは。

空気中の水分を感じる季節ですね。

 

水分といえば、珪藻土(けいそうど)という名前を聞いたことはありますか。

珪藻土は、珪藻という植物プランクトンの殻が化石化したもので、無数の小さな穴があるので、保湿性・断熱性・耐火性に優れているのだそうです。

今から約2000年も前には、古代ギリシャで「断熱性に優れた、水に浮く、極めて軽い建築材料」として利用されていたそうで、日本でも窯や炉、七輪の材料など、さまざまに利用されてきた、歴史を感じる建材です。

 

珪藻土は呼吸する建材とも呼ばれていて、内壁を珪藻土にすると、夏の多湿な時期には室内の湿度を吸い込み、冬の乾燥した時期には放出するはたらきがあるので、室内の湿度を一定に保つことができるのだそうです。

 

阿部工房の事務所の内壁は珪藻土の塗り壁になっています。

ずっと昔に光合成をしながら生きていた、10分の1mmから100分の1mmくらいの小さな生き物。

それが化石になって、今、目の前で壁になっているなんて、不思議な感じです。

事務所の内壁に触ってみたら、さらさらとざらざらの間くらいの、軽くてやさしい触り心地でした。

呼吸する建材なんて、なんだか温かみがありますね。